韓国外国語大学校と本学は、大学間学術交流協定を締結しました。2018年5月14日（月）、ソウル市内の韓国外国語大学校キャンパスで、李種伍同大学校BK21+事業団長と関連教員、そして本学から阿部昌樹都市研究プラザ所長、全泓奎同副所長、Johannes Kiener同特任助教が出席し、協定を交わしました。今後は、韓国外国語大学校と本学との学術交流や学生及び研究者の交流を企画しており、両学との国際学術交流がいっそう促進されることが期待されます。

　当日の協定締結後、同大学校の歴史館を視察し、同大学校サイバー館にて「日本の都市再生と市民ネットワーク」というテーマで国際学術シンポジウムが開かれました。
本学からは、阿部所長、全副所長、Kiener特任助教が、大阪における社会的不利地域の再生について、都市研究プラザの研究及び実践事例の講演を行いました。講演は、同大学校の学生と教員、そして地域再生に関わる現場の実務家を含む約50名の参加者で賑わいました。講演後は、日韓の関連事例に関する今後の比較研究や交流に向けた質疑や意見交換などで、活発な議論が交わされました。

　今回の協定締結を契機に、本年7月末に同大学校の関連教員や学生等で構成される訪問団が本学を訪問します。その際には、都市研究プラザの案内で大阪市の都市問題や地域再生の事例を視察し、学術交流を行う予定です。